わたしの急性リンパ性白血病は
長期入院が必要で、3年前は合計で217日間入院しました。
ただ、連続で入院しているわけではなく、どこかのタイミングで一時退院します。
今回は入退院の期間や一時退院の過ごし方について書きます!
わたしの場合です!!
入院期間
白血病は早急に治療しなければならない病気なので
「白血病の疑い」だけでも即入院になります。
わたしは言われてその日に入院しました。
化学療法を行いましたが、だいたい1ヶ月を1クールとして治療をします。
化学療法も週に何回を4週間なのか、1ヶ月に1回なのか、24時間を4週間なのか
白血病の種類や患者の状態により様々です。
1クール後に一時退院します。
一時退院の過ごし方
①期間
1週間から2週間程度です。
その間に外来え通院することもあります。(ないこともあります。)
退院の目的はリフレッシュと体力づくりです。
外に出て(病院の外に出て)歩かないと、歩けなくなります。
わたしはもう少しで移植を控えていますが、移植前も体力をつけるために一時退院をします。
②注意すること
退院とは言え、免疫力が低い状態です。
日常生活では以下のことに気を付けます。
衛生面
院内と同じく、衛生面には気を付けます。
- 手洗い・うがい(手洗いは石けんをつけないとウイルスを退治できません)
- シャワーやお風呂は必ず入る
- 歯磨きは歯間ブラシとフロスも(歯間ブラシやフロスは出血する人はやめてね!)
- 部屋の掃除はこまめに
- 加湿器、空気清浄機、アロマディフーザーはカビを飛ばす可能性があるのでおすすめしません
- ペットを飼っている人は触った後、手を洗う
食事
食事制限がなくとも、一般的に食中毒のリスクの高いものは避けます。
- 鶏の刺身はNG
- ナマモノの鮮度には気を付ける
- 果物や野菜はよく洗う(外に触れる部分があるので)
- よく加熱する
造血幹細胞移植後は制限があります。
しばらくは無菌室での生活での食事と同じになります。
外出
人込みや満員電車は避けます。避けきれないときはマスクをします。
出来るだけ、色々な人、場所、モノに触れないように気を付けます。
皮膚のケア
出来るだけ皮膚を傷つけないように髭剃りや眉剃りは避けます。
髪の毛の染色も避けます。皮膚からの感染症を予防します。
③運動
日常生活に戻るので必然的に院内にいるよりも歩きますが、
出来れば、出来る限りの運動はした方が良いです。
体力があることには越したことないですし、医師にも体力が大事だということを言われます。
ちなみにわたしは2週間でこんなに歩きました!
92㎞(笑)
次の退院では100㎞目指します!!(笑)
(こんなに歩かなくて良いです)
メンタル
オマケです。
これは退院時に限らずのお話ですが、白血病は長期入院、長期治療で
メンタルがやられる病気だと、医師にも言われます。
入院時には精神科にかかる場合もあり、
また、移植後には看護師さんとのカウンセリングを定期的に受ける病院もあります。
これは担当医に言われたことなのですが
長丁場の治療にはコミュニケーションが大事だそうです。
退院時はとくに家族とのコミュニケーションをとって気分良く過ごしましょう。
まとめ
一時退院とはいえ、
白血球、赤血球、血小板すべて正常にはならず、
免疫力が低い状態です。
感染症やケガには気を付けて
長期の入院生活を乗り切るために体力づくりをしましょう!
また、退院時の体のケアも大事です。
わたしが行っている体のケアはコチラ☟
抗がん剤治療しながらも、92㎞歩ける体づくり★