プロフィール

はじめまして、クニちゃんです!

まずは、自己紹介を!

※2024年8月更新

『マイノリティーな生き方』にようこそ!

1985年生まれの丑(うし)年。

北海道旭川市で生まれましたクニサワアサミと申します。

数あるブログの中で、このブログを見つけていただいてありがとうございます。

わたしは大学で東京に来て、体育・スポーツを学び、晴れて憧れだった体育教員になりました。

とはいえ、講師だったので同時にずっと頑張っていたバスケットボールの審判の仕事もしていました。

また体育の家庭教師やスポーツジムのインストラクター、ストレッチトレーナーと

とにかく体を動かすことが大好きで運動ばかりしていました。

ここ数年では大嫌いだったはずのマラソンまで走るようになり、

仕事も医療機器の営業マン、

「知識」と「経験」と「好き」で

【健康】であることが自分のアイデンティティーでした。

2021年4月白血病と診断される

珍しくない病名ですが「こんなにも健康なわたし」が白血病になりました。

最初は頭痛、めまい、関節の痛みからはじまりましたが

調子が悪い日があっても、良い日もあったので「こんなものいつか治る!」精神で仕事をしていました。

病院嫌いなわたしですが、酷くなってからはさすがに脳神経外科と内科にはいきました。

しかし、特に異常はなし。

症状が出て4カ月、体重が8kgも落ち、いよいよおかしいとなってもう一度病院に行って採血をしたところ

白血病であることが分かりました。

案外、冷静でした。大きなショックもありませんでした。

わたしだったら絶対に乗り越えられる自信があったからです。

しかし、治療は体力的にも精神的にも辛いものでした。

トランスジェンダーと公表する

白血病と何ら関係ありませんが、幼いころから性別に違和感がありました。

女性で生まれたけれど、女性ではない。

どちらかというと男性的。

いわゆるトランスジェンダーです。

悩んだり、辛いことはありましたが、そんなのは皆さんの青春時代と同じようなもの。

よく周りから言われる明るい性格や、出会う人、両親や家族にも助けられ

特別に思い苦しむことはありませんでした。

ただ、人にはなかなか言えず、でも言わなくても良いとも思い

「察してね。聞かれれば答えますよ。」というスタンスでしたが

それもそれで面倒になり公表することにしました。

※一部、お客様にはお話していない方もいらっしゃいます。

本の出版

自分の成長のために、頭の中のことを言語化して書き記してみようとはじめたのがブログです。

もう4年くらいになるでしょうか。

そして白血病で入院していた時は、闘病記として毎日Facebookに今思っていること感じていることを投稿していました。

それを見つけていただけたのか、ギャラクシーブックスさんからお声がけいただき

本を出版するに至りました。

テーマは『健康』と言われましたが、多くの健康本がある中で無名のわたしが同じようなことを書いても面白くないので

『性と病~マイノリティーな生き方』というタイトルで

わたししか書けない本を書かせていただきました。

そして尊敬している講演家鴨頭嘉人さんが運営するクラウドファンディングで151万4千円もご支援くださり

多くの方に本を読んでいただけることもできました。

また、この本の出版がトランスジェンダーを公表したきっかけにもなり

第二の人生のスタートにもなったのです。

白血病が再発する

2024年4月。

1度目の白血病を発症して約3年、通院時の採血でまたがん細胞が増えてきているのがわかりました。

血液の病気を表すBlastも10%以上。

再発の疑いということで緊急入院しましたが

その後の採血でもBlastが徐々に上がり、血小板は徐々に減ってきているのがわかり

再発と診断されました。

一度、造血幹細胞移植をしているので、今回も移植をすることになりました。

2024年10月に臍帯移植を予定しています。

ブログのテーマ

人の悩みの多くは『人間関係』だと聞きます。

人間関係で悩むときは比較するから悩むんです。

人と違ったり、劣っていると感じたり、それが悩みの種です。

わたしは、10万人に1人と言われる白血病を患い、

13人に1人と言われるLGBTQの当事者であります。

【白血病×トランスジェンダー】とは随分とマイノリティーだな!と思い、

病気や健康のこと、性別のこと、

普段感じたり思っていることを書いてみています。

自分で言うのもアレですが、結構ポジティブなので

元気のない人や辛い思いをしている人、生きづらさを感じている人の

誰かの何かのお役に立てれば良いなとも思っています。

そんなわたしの『マイノリティーな生き方』というのがこのブログのテーマです。

マイノリティーな世界へようこそ。